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中学時代の想い出を追って:シェリーに口づけ

 70年代は、シンガーソングライターの時代でした。アメリカではボブ・ディラン、イギリスではドノヴァン。そして、フランスでは、ミッシェル・ポルナレフ。
 それまで、彼のことは聞いたことがなかったのですが、この曲で一躍スターとなりました。フレンチ・ポップスという言葉に、興味を覚えた頃でした。
 長い髪に大きなメガネ。何となくフランス・ファッションが、音楽と一体となったような感じでした。1966年にデビューし、「ノンノン人形」がヒット。
 最初は1969年に「可愛いシェリーのために」というタイトルで発売されたのですが、余り実績を上げず、71年に「シェリーに口づけ」というタイトルで、爆発的にヒットしました。僕が中学2年の時でした。この曲は、軽やかなコーラス、甘いミッシェル・ポルナレフの歌声が象徴的で、覚えやすく、楽しい雰囲気にしてくれます。それから「渚の想い出」「忘れじのグローリア」「愛の休日」などがヒットしました。
 僕は、映画「哀しみの終るとき」の主題歌や「ラース家の舞踏会」なども印象的で好きです。
 この時期以降、気になるアーティストの一人になるのですが、様々なセンセーショナルな報道が伝えられて、いつの間にか忘れられていました。
 しかし、それから30年近くたって、テレビのCMでこの曲が流れたときは、本当にびっくりしました。というより、「懐かしさの余り卒倒した」と言う感じです。いい歌は、時代を超えて歌い継がれていくものだと痛感しました。
 この頃、僕は毎日部活動に追われていましたが、忙しい中での落ち着く一曲となっていました。当時買ったポルナレフのシングルは、この一枚でしたが、僕にとっては懐かしいレコードです。
 ちなみ今では、ミッシェル・ポルナレフのCDもよく聴いています。

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