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ポール・サイモン サプライズ

 「ユー・アー・ザ・ワン」以来、6年振りのオリジナル・アルバム。本当にポールは、前を向いて音楽を創造する芸術家です。
 全体的には、映画音楽として作られた「ファーザー・アンド・ドーター」が浮いた感じがするのですが、ポールのテーマはしっかりとしたものを感じます。
 まず、ブライアン・イーノとのコラボによる音作りは、エレクトロニクス・サウンドをベースにした仕上がり。これは、アルバム「水曜の朝3時」から「サウンド・オブ・サイレンス」への音作りへのサウンドの飛躍を感じます。
 しかし、平和と未来に託したポールの願いは、一貫しています。「ハウ・キャン・ユー・リヴ・イン・ザ・ノースイースト?」で、独立記念日を中心に時事問題を取り上げながら、過去を後悔。
「戦時下の祈り」では、イラク戦争の想いを綴り、「ビューティフル」では、日常の生活の中に、別の場所で起こっている子どもたちの思いを歌っています。
 これは、ポールが、60年代から訴えてきた、平和へのアッピールともとることが出来るものです。
 60歳を超えたポールの、歴史からのアッピールを感じることができるアルバムです。

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