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ポール・サイモン:ポールの声とギターを聴かせるアルバム

 実質的な、ポールの初ソロ・アルバム。当初は、アルバム「ダンカン」が予定されていた程、自伝的な詩「ダンカン」は、ポールの声とギターに溶けこんでいます。 

 「僕とフリオと校庭で」など、ポールのギターテクニックと哀愁を感じさせる曲が多いのも特徴です。「母と子の絆」のイントロは、当時、ちあきなおみの「喝采」に似ていると盗作問題まで発展しました。このアルバムが発売された前年は、アルバム「明日に架ける橋」が音楽界を凌駕した事もあり、新しい音のこだわりが、ポールには負担となっていましたが、その苦悩を感じることができます。

 このアルバムの発売により、実質S&Gの解散が明らかになりましたが、ポールの声を存分に楽しめるアルバムです。

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