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ポール・サイモン Hearts and Bones:苦悩の名盤

 このアルバムは、まさにポールの「心と骨」を感じさせるアルバム。当初、S&G再結成のアルバムとして計画され、タイトルも「考えすぎかな」に決まっていたようですが、再結成を断念。アーティのパートをテープから消去して、ソロ・アルバムに急遽変更。

 「ハーツ・アンド・ボーンズ」は、ポールの心底から出たタイトルだと思います。「ハーツ・アンド・ボーンズ」のギター・イントロは、まさに心に響くものです。「犬を連れたルネとジョルジェット」は、楽器なしで書き上げられた曲で、詩のイメージはイギリス活動時代の「ザ・サイド・オブ・ア・ヒル」を思い出させます。「レイト・グレイト・ジョニー・エイス」は、ジョン・レノンを含む偉大な3人のジョンを偲ぶ歌。1981年のS&Gセントラルパーク・コンサートで、ステージに男性が上がるハプニングがありましたが、その時歌っていたのが、この歌でした。ジョン・レノンが射殺された場所も、セントラル・パークから近い位置にありますから、ヒヤリとさせられました。「スター・ウォーズ」のキャリー・フィッシャーとの恋愛から結婚への時期で、彼女との恋愛も綴られています。

 興行的には、ポールの作品の中では低い評価のようですが、当時のポールを考えると、彼の苦悩を感じ取ることができるアルバムです。

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