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井上陽水ライブもどり道:地味だけど天才性を発見できる一枚

 これがレコードで発売されたのは、すでに30数年前ですね。手元にレコードもあるのですが、発売年月日がないのです。当時は、受験に失敗してきた経過からアンドレ・カンドレの脱皮時期で、非常に暗いイメージです。今でも余り変わりませんから、性格といっていいのかもしれません。
 しかし、曲の説得力は歌い方だけでなく、メロディや詩も卓越したものがあります。
 「夏まつり」「いつのまにか少女は」「人生が二度あれば」は、本当にアコースティクの音が冴えて、雰囲気を盛り上げています。また、「紙飛行機」では、ギター弦のプリングオフやハンマーリングが、妙に紙飛行機の繊細さをイメージ化しています。陽水のギターは自己流だそうですが、本当にうまいと思いました。
 当時僕は、このレコードを何回も聴いて、ギター・コピーに励んでいました。
 「夢の中へ」は、当時のヒット曲ですが、コンサート会場で、これほど完璧に歌えるのも当時は珍しかったのではないでしょうか。今は当たり前ですが、当時陽水は、スタジオもステージも同じ音をだすことができていたアーティストでした。
 アルバムでは、人気のあったアルバムですが、全体的に地味であっても陽水の天才性を見ることができる一枚です。

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