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吉田拓郎 LIVE’73:変わりつつある拓郎を感じるコンサート

 拓郎、73年のコンサート・アルバム。当時僕は、高校一年生でギター・コピーに余念がなかった時代です。
 このコンサートは、ボブ・ディランがアコースティックからエレキに持ち替えた頃を彷彿させるものがあります。
 それまでの拓郎のコンサート・アルバムは「ともだち」「たくろう・オン・ステージ2」などでもアコースティックが中心でしたから、ディラン・ファンの拓郎にとっては、それまでのアコースティックからエレキへの流れを印象付けようとしたアルバムだったのかもしれません。 
 曲では、「こうき心」「マークII」など、デビュー当時のものをリメイクして聴かせてくれます。
 「落陽」は、このコンサート後シングル化され、拓郎ファンにとっては、スタンダード的なナンバーとなっています。「都万の秋」「ひらひら」などしっとり歌い上げているものや、「雨が空から降れば」など、フォークの名曲が選曲されています。このあたりが、フォーク界のプリンスといわれる由縁かもしれません。
 そして、この年に発売された「伽草子」では、メロディ・メーカーとしての拓郎をみることができます。変わっていく拓郎が、このコンサートにはいたようです。

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